くだらない世界
優しくしてほしかった。
ちゃんとしてほしかった。
ルールを守ってほしかった。
謙虚でいてほしかった。
いつも笑ってていてほしかった、
全部叶わなかった。
この世はくだらないから。
どこまでいってもくだらないことしかないから。
そして例外なく自分もくだらなかった。
世界に期待している自分は、世界がくだらないという真理を知らない馬鹿者だった。
全部、なにもかもくだらなかった。
でも、くだらないことって一番おもしろい。
10代はくだらないことでずっと笑っていられた。
大人になったつもりで忘れてたけど、くだらないことこそが一番楽しい。
この世はくだらないものだらけだ。
だからこそ楽しいもので溢れている。
くだらない世界を楽しんで生きよう。