メメントの森だより

思ったこと、備忘録、過去の醜態

すべての道は「今」に通じてる

今、法律事務員という仕事をしている。ちょっとかっこよくするとパラリーガルとも呼ばれています。

私は今まで本当にいろんな仕事をしてきたけど、どれもこれも長くは続かなかった。

新卒で入ったのは、証券会社の営業。1年足らずで辞めて、その後は派遣でネット証券のコールセンター。1年ぐらいで辞めて、フリーター。塾の受付したり、キャバしたり、某遊園地だったり。

その頃付き合ってた彼氏が経営してたWEB関係の仕事を手伝って、正社員になるけど特に大した仕事もせず、甘い蜜だけ吸いながら3年ぐらい過ごし。別れたのもあって辞めて、少し農業などの迷走を挟みつつ、結局派遣で大手企業のOLになるも、プレッシャーに負けて1年足らずで離職してしまう。

そこからは早足。広告代理店でライティングのバイトをして、リゾバで北海道へ飛びホテルと農業。終わったら徳島で半年間大型書店で勤務。

働いた場所は名古屋、東京、京都、千葉、北海道、徳島、で今は地元の香川にいます。

もうめちゃくちゃな経歴。思い起こすだけで疲れる。笑

 

しかしこれだけやってきて、何が一番合ってたかって聞かれたら、断然今のパラリーガルって答えられる。

もともと法律に興味があって大学も法学部に行ったのに、 就職はカッコよさ・給料・企業規模・福利厚生ばかりを重視して法律関係には進まず。

んでこれだけ七転八倒してボロボロになった末に、適当に地元の法律事務所受けたら受かったっていうだけなんだけど(笑)、結局いちばん自分に合ってた仕事が見つかったのです。

というか、好きなものはあったのに欲にかまけてずっとよそ見してたんだろうなぁ。就活の時点で法律事務所選んでたらこんな寄り道はなかったのに…と思いつつ、実はこれまでの仕事が今の仕事に活きてるなぁと感じることもたくさんあります。

ビジネスマナーは新卒のときに学ばせてもらったし、電話対応はコールセンターで身についた。なんでもググる癖と知識がついたのはWEB仕事のおかげだし、ライティングは今の文書作成に役立っててる。書店での過酷な低賃金肉体労働があったから今恵まれてると気づくことができた。その他もろもろの経験が今の仕事に全部活きてる。そのおかげで色々な仕事を任されてやりがい持って働けてる今がある。

そう振り返るとこれまでの10年間、なんにも無駄じゃなかったんだなぁって思えるようになりました。

5年ぐらい前の私に言ってあげたいな、今右往左往してボロボロになってても、いつかその経験が役に立つ日が来るよって。だから無駄だってモヤモヤしたり、先が見えなくて不安でも、全部糧にしてやるって貪欲に生きればいいよって。

何にでも挑戦して、転んで、起き上がって、また挑戦して、経験値上げていこう。

自分が選んだ道は結局全部正解。

だからそのまま悩みながら生きて大丈夫!

これからの私も、また悩むことも不安になることもたくさんあるだろうけど、この10年の経験と自分を信じてそのまま進んでいくのみです。